造作譲渡のトラブル事例と回避法|失敗しないための注意点

本文

造作譲渡は閉店コストを削減し、開業費用を抑えられる優れた仕組みです。しかし、知識なく進めると思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。

この記事では、造作譲渡でよく起こるトラブルの事例と、その具体的な回避法を仙台で飲食店の居抜き・造作譲渡専門を扱う私たちが解説します。


トラブル事例①|譲渡できない設備を売ってしまった(所有権トラブル)

よくある状況

設備の所有権がビルオーナーのものだったにもかかわらず、テナントが勝手に次の入居者へ売却してしまったケース。退去後にビルオーナーから「設備を返せ」とクレームが入り、損害賠償問題に発展することがあります。

回避法

造作譲渡を行う前に、「どの設備が誰の所有物か」を必ず確認する。

確認先は以下の2つです。

  • 賃貸借契約書:入居時に「設備一覧」として附属されている場合がある
  • ビルオーナーへの直接確認:書面で確認し、記録を残す

ビルオーナー所有の設備は造作譲渡の対象から外し、契約書にも明記しましょう。


トラブル事例②|リース設備を無断譲渡した

よくある状況

リース契約中の業務用冷蔵庫や厨房機器を、リース会社の承諾なく次の入居者へ引き渡してしまったケース。リース会社から「契約違反」として残債の一括請求が来ることがあります。

回避法

リース物件は原則として第三者への譲渡が禁止されています。造作譲渡の前にリース会社へ連絡し、以下を確認しましょう。

  • リース残期間と残債額
  • 中途解約の条件・違約金
  • 買主への名義変更(リース承継)が可能かどうか

リース承継が認められれば、買主がそのままリース契約を引き継ぐことができます。


トラブル事例③|引き渡し後すぐに設備が故障した

よくある状況

造作譲渡で引き継いだ冷蔵庫やコンロが、開業直後に故障。売主に「動いていると聞いていたのに」とクレームが入り、修理費の負担をめぐってトラブルになるケース。

回避法

内見時に必ず設備の動作確認を行い、その状態を書面に残すこと。

確認すべき項目:

  • 電源を入れて正常に動くか
  • 冷蔵庫の冷え・冷凍庫の凍結が正常か
  • ガスコンロの着火・火力が正常か
  • 換気扇・ダクトが動作するか

また、造作譲渡契約書に「現状有姿での引き渡し(引き渡し後の故障は買主責任)」と明記することで、売主のリスクを限定できます。


トラブル事例④|口頭の約束だけで進めてトラブルに

よくある状況

「この金額で譲りましょう」と口頭で合意したものの、後になって「そんな話は聞いていない」「含まれる設備の認識が違う」などの食い違いが発生するケース。

回避法

造作譲渡は必ず書面(造作譲渡契約書)で締結すること。

トラブル事例⑤|ビルオーナーの承諾を取らずに居抜き退去した

よくある状況

次のテナントと造作譲渡の話を進め、引き渡しまで完了した後で「ビルオーナーが居抜き退去を認めていなかった」と発覚。原状回復工事を求められ、費用が二重にかかったケース。

回避法

居抜き退去・造作譲渡を進める前に、必ずビルオーナーの書面による承諾を取得する。

口頭で「いいよ」と言われていても、後から「そんな話はしていない」と言われるリスクがあります。承諾書は必ず書面で残しましょう。


トラブルを防ぐために専門業者を使うべき理由

上記のトラブルの多くは、専門知識のない状態で個人間で進めた場合に起きやすいものです。

居抜き・造作譲渡の専門業者を介することで、以下のサポートが受けられます。

  • 所有権・リースの事前確認
  • ビルオーナーへの承諾交渉
  • 設備の動作確認の立ち会い
  • 造作譲渡契約書の作成
  • 引き渡し時のトラブル対応

居抜きサポートの造作譲渡サービス

弊社では仙台エリアの飲食店オーナー様・開業希望者様に向けて、安心・安全な造作譲渡をサポートしています。

  • 無料査定・無料相談
  • 専属依頼なら売主様の手数料0円
  • 所有権・リース確認から契約書作成まで対応
  • ビルオーナーへの承諾交渉もサポート
  • 秘密厳守で対応

まとめ

造作譲渡のトラブルは、所有権の確認不足・書面化の省略・ビルオーナーへの事前確認漏れが主な原因です。これらを一つひとつ確認することで、ほとんどのトラブルは未然に防げます。

自信を持って進めるために、まずは専門業者への無料相談からはじめることをおすすめします。

👉 無料相談・造作査定はこちら
👉 居抜きサポートのサービス詳細