居抜き物件とは?メリット・デメリットを徹底解説
飲食店の開業を考えているとき、「居抜き物件」という言葉を聞いたことはありませんか?
初期費用を大幅に抑えられると話題の居抜き物件ですが、「実際どんな物件なの?」「スケルトン物件と何が違うの?」と疑問を持つ方も多いはずです。
この記事では、居抜き物件の基本的な意味から、メリット・デメリット、失敗しない選び方まで、仙台で飲食店の居抜き専門を扱う私たちが徹底解説します。
目次
居抜き物件とは
居抜き物件とは、『前のテナントが使っていた厨房設備・内装・什器備品がそのまま残っている状態で引き継げる物件』のことです。
たとえば、ラーメン店が閉店した後、厨房設備(コンロ・スープ釜・製麺機)や店内の内装(カウンター・テーブル・照明)がそのまま残っている物件を「居抜き物件」と呼びます。
スケルトン物件との違い

居抜き物件の4つのメリット
1. 開業コストを大幅に削減できる
居抜き物件の最大のメリットは、初期費用の削減です。
一般的な飲食店の開業では、内装工事費だけで『300〜500万円』かかることも珍しくありません。しかし居抜き物件であれば、既存の設備や内装をそのまま活用できるため、工事費用を大幅に抑えることができます。
節約できた資金を運転資金に回すことで、開業後の資金繰りにも余裕が生まれます。
2. 短期間でオープンできる
スケルトン物件から開業する場合、内装工事だけで**2〜3ヶ月**かかることがあります。一方、居抜き物件なら軽微な工事だけで済むため、**1ヶ月以内にオープンできる**ケースも珍しくありません。
開業時期を早めることで、その分早く売上を立てることができます。
3. 前テナントの設備をそのまま活用できる
業務用の厨房設備は高価なものが多く、新品で揃えようとすると**100〜300万円**かかることも。居抜き物件ならその設備をそのまま引き継げるため、大幅なコスト削減になります。
4. 立地・雰囲気を引き継げる
前テナントが人気店だった場合、その立地や雰囲気をそのまま引き継げるメリットもあります。「あの場所でまたお店ができた」という口コミが広がりやすく、集客にもつながります。
居抜き物件の3つのデメリット
1. 前テナントの雰囲気が残る
前の店舗と業態が異なる場合、内装の雰囲気が合わないことがあります。大幅なリフォームが必要になると、コストが膨らむ可能性も。
■対策: 内見時に「そのまま使えるか」「変更が必要な箇所はどこか」を具体的に確認しましょう。
2. 設備の老朽化リスク
前テナントが長年使用した設備は、老朽化している可能性があります。入居後すぐに故障してしまうと、修理・買い替えのコストが発生します。
■対策: 内見時に必ず設備の動作確認を行い、年式・メンテナンス履歴を確認しましょう。
3. 造作費用(造作譲渡金額)がかかる
居抜き物件には「造作譲渡金額」と呼ばれる設備・内装の引き継ぎ費用がかかります。相場は『50〜300万円』程度で、物件によって異なります。
ただし、この費用は新たに設備を揃える費用と比べると大幅に安いため、トータルでは居抜きの方が有利なケースがほとんどです。
居抜き物件を選ぶ際のポイント
居抜き物件で失敗しないために、以下の点を必ず確認しましょう。
✅ 設備の動作確認
コンロ・冷蔵庫・換気設備など、すべての機器が正常に動くか確認する。
✅ 造作の所有権確認
設備がオーナーのものかテナントのものかを確認する。
✅ 原状回復の範囲確認
退去時に「造作をどこまで撤去しなければならないか」を契約前に明確にする。
✅ 業態との相性確認
前の店舗と業態が近いほど、設備をそのまま活用しやすい。
まとめ
居抜き物件は、『初期費用の削減・短期開業・設備活用』という大きなメリットがある一方、設備の老朽化リスクや造作費用といった注意点もあります。
しっかりと内見・確認を行い、専門家のサポートを受けながら選ぶことで、リスクを最小限に抑えた開業が実現できます。
仙台で居抜き物件をお探しの方、また閉店にあたって造作譲渡をご検討の方は、ぜひ弊社にご相談ください。
